こんばんは。Aoiです。
一条工務店は地域によってフランチャイズ店での契約となる場合があります。フランチャイズとは加盟する法人が本部から商品・サービスを販売・使用する権利をもらい、その対価を本部に支払うというものです。
私の住む富山県も直営ではなく、フランチャイズ店であるタカノ一条ホームという会社との契約となりました。基本的には全く同じ商品を提供してもらえますが、直営とは相違点がかなりあり、事前に調べていた情報と違っていたため戸惑いもありました。
今回は一条工務店とタカノ一条ホームの相違点について紹介したいと思います。
タカノ一条ホームとは
富山県に本社を置くタカノ建設株式会社のグループ会社で一条工務店の商品を富山県・石川県で販売するフランチャイズ店です。
沿革としては昭和61年に一条工務店とのGC(グループカンパニー)契約を行い設立されています。
直営との相違点について
主だったところを紹介します。私の把握していないところがまだあるかもしれません。
坪単価の違い
一条工務店:64~65万円程(調べた限りでは)
タカノ一条ホーム:68.4万円(206,583円/㎡)
基本的に㎡単価で提示されます。最近値上がり傾向にあるということなので確認するようにしましょう。
我が家の基本情報
商品名:i-smartⅡ
施工面積:115.93㎡(約35坪)
仮契約:2017年2月
断熱仕様:床・・・高性能硬質ウレタンフォーム140mm
桁上・・・高性能硬質ウレタンフォーム235mm
壁・・・高性能硬質ウレタンフォーム50mm(外)+140mm(内)
窓まわり・・・高性能樹脂サッシ+防犯ツインLow-Eトリプルガラス
※一条工務店では性能UPに伴って単価が上昇してきた経緯があります。
※この時期はフィリピン工場火災の影響で断熱材は一つ前の仕様であるEPSになっている家もあります。
標準仕様外(オプション)の違い
以下2点については一条工務店では標準仕様外となりますが、タカノ一条ホームでは標準になります。
①ベタ基礎
これはありがたいですね。
②網戸
これはどうなんでしょうか。空調管理で窓を開けない生活が出来れば不要になります。ちなみにはずしても減額にはならないそうです。
システムクローゼットの標準数の違い
システムクローゼット、パントリー、ブックシェルフについては数に制限ありますが、標準で採用できます。制限数の考え方が違います。
一条工務店・・・6坪につき1カ所標準
タカノ一条ホーム・・・2カ所標準で残り10坪につき1カ所標準
我が家は35坪なので、どちらにしても5カ所標準になりますが、36坪になると一条工務店では6カ所、タカノ一条ホームでは5カ所標準となり、不利になります。
工場見学特典の違い
工場見学に参加した際の特典にも違いがあります。
一条工務店・・・抽選でオプションが無料になる(1~3等がある?)
タカノ一条ホーム・・・全員値引き10万円
当たるかわからない抽選よりも必ず値引きになるタカノ一条ホームのほうが嬉しいですね。親も参加すれば更に10万円引きになりますので親を連れていきましょう。
CMの有無
一条工務店はテレビCMしていませんが、タカノ一条ホームではたまに流れています。その分単価に反映されているのでしょうか。。
最後に
直営では一部オプションになるものがタカノ一条ホームでは標準仕様になりますが、それでも少々割高感が否めません。事前に調べていた単価からはずいぶんかけ離れており、最初は衝撃を受けていました。単価については建坪によっても違ってきます。また値上がり傾向にあるという話も聞きますので確認するようにしましょう。
また、今後はローカルルールをなくして直営と一緒にするといった話も聞きました。
一条工務店だけでなく、大手ハウスメーカーは地域によってはFCになる場合があります。FCではサービスが悪くなるのではといった懸念を持つ方がいるかもしれませんが、我が家では今のところそんなことは全く感じられず、非常に丁寧で迅速なサービスを提供していただいております。
よく聞くトラブルは「会社」の体質というよりも「人」によるトラブルが多いように見受けられます。これは直営でもFCでも関係がないですね。家というのは「人」の手によって完成されていきます。これは注文住宅で一から設計して工事を見守ってきたことから非常に感じたことです。
トラブルを防ぐためにも疑問に感じたことはよく確認するなどよくコミュニケーションを取ることが大事です。
本日は以上になります。
注文住宅はいくらで建つ?一条工務店で建てた35坪の『i-smartⅡ』坪単価及び費用総額について公開! - Aoiのi-smartで快適ライフ