こんばんは。Aoiです。
今回新築するにあたりフロアコーティングの施工をすることにしました。理由や必要性、メリット・デメリット等について書きたいと思います。
フロアコーティングとは
床の表面を樹脂の被膜で覆う施工作業のことです。大体新築される方の1割程度の方が施工されるようです。一条工務店で建てられた方はブログ、SNSの影響が大きいのか施工されている方が多いように思います。事実私も影響された一人です。
私の住む富山県では監督さんに聞いたところ、担当されたところではフロアコーティングを施工された方は今まで見たことがないとのことでした。富山県では流行っていないみたいです。
施工することで床が保護されますので、耐摩耗性、撥水性、防汚性等が高くなり、ワックスと違って耐久性も長いため、長くきれいな状態が続きます。また、ワックスにはパウダリングと呼ばれる、小さな粒子が発生することがあり、滑りやすくなったり、呼吸によって吸い込んでしまいアレルギー症状の原因になる可能性もあり、フロアコーテイングのほうが安心感があります。
フロアコーティングの種類
UVコーティング
紫外線で硬化する樹脂をフローリングに塗布し、紫外線ライトを照射して数秒で硬化させるという方法でフロアコーティングの中ではもっとも性能がよく、耐用年数も長いという特徴があります。その分コストが割高になります。厚みがあるため高光沢になります。
ガラスコーティング
強固なケイ素を含む樹脂膜を床にコーティングする施工で硬度が高く、薄く低光沢の仕上がりになる特徴があります。比較的新しい技術で、耐用年数が判断しにくいようです。
シリコンコーティング
アクリル・シリコン樹脂を使った塗装で、安全性が高いです。ウレタンよりも上質な仕上がりで耐久年数は10年以上。ガラスコーティングやUVコーティングに比べて低価格なので耐久性とコストのバランスがいいという特徴があります。
ウレタンコーティグ
技術的に比較的簡単に塗れるためコストが割安になりますが、耐用年数が非常に短く問題です。大手ではあまり施工しているところがないようです。
フロアコーティングをしようと思った理由
一条工務店では標準ではEBコートフローリング5色か高耐久フローリング4色(i-cube仕様)から選択できます。
我が家はEBコートフローリングのライトウォールナットを採用しました。こちらはシートフローリングになっており、木目調のプリントシートが貼られたフローリングです。表面は紙になっているので傷がつきやすい・吸収して汚れになりやすいため、対策としてEBコートという薄い樹脂膜が塗布されています。
ではフロアコーティング必要ないのではないか?と思うのですが、以下理由により施工することにしました。
①EBコートされてても傷がつきやすい、汚れやすいということをよく耳にする
これはあくまでブログやSNSでの情報なので、実際に住んでみないとわからないところですが、住んでみてやっぱりフロアコーティングしておけばよかった!と後悔したくなかったというのと、これから何十年と住む家なので、少しでも綺麗な状態を維持したいと思いました。床が綺麗だと新築気分がずっと味わえそうです。
②水回りをフローリングにしたかった
水回りであるトイレ、洗面所をフローリングにしましたので汚れ防止のため施工したかったです。脱衣所はクッションフロアにしました。
③展示場で体験してかなり滑りやすかった
これが一番の理由かもしれません。展示場で子供が走り回っているときに盛大に転びました。かなり滑りやすいです。新居でも走り回る姿が想像できましたので必要だと思いました。
フロアコーティング業者の選定
一条工務店で施工実績の多いエコプロコート(UVコーティング)と森のしずく(ガラスコーティング)2社で相見積を取りました。
【見積条件】
予算 30万円以下
主寝室、ウォークインクローゼット、収納はコーティングなし
エコプロコートさんでは予算内に収まらず、森のしずくさんに依頼することにしました。
業界No.1の実績を誇るエコプロコートさんのUVコーティングであれば間違いないので多少価格が高くてもいいかなとも考えましたが、それ以上に森のしずくさんの30年保証(施工不良はもちろん自らつけた傷に対しても保証対象になる)ということが魅力的でした。
森のしずくフロアコーティング種類と比較
森のしずくさんでは以下の2種類があります。
ナノピークス
超高密度のガラス粒子塗膜、程よい光沢があり、柔らかいシートフローリングヘの施工に高い適正があります。
ナノグラスコート30
艶を抑えることができ、尚且つフローリングの質感や風合いをそのまま活かすことができます。
それぞれの強度比較は下記の通りです。
ノンスリップ性
ナノピークス >> ナノグラスコート30
防汚性
ナノピークス > ナノグラスコート30
耐薬品性
ナノピークス > ナノグラスコート30
キズ防止
ナノピークス < ナノグラスコート30
耐久性
ナノピークス = ナノグラスコート30
総じてナノピークスのほうが性能が良いということになります。
サンプル品で実験してみた
撥水性
ナノピークスのほうが水を弾いているのがわかりました。
傷防止性
10円玉でこすってみました。ナノグラスコートのほうが傷つきにくかったです。
写真ではわかりずらいですが、右半分が施工されている状態です。
森のしずくショールームに行ってきた
サンプル品では光沢感、ノンスリップ性がわかりにくかったため、埼玉県所沢市にあるショールームに行ってきました。
当日は時間がなさすぎて15分ほどで終わりました。。もう少しゆっくり見たかったです。
フロアコーティング ショールーム|【森のしずく】フロアコーティング30年保証は業界No1
実際見て感じたこと
光沢感
ナノグラスコート:施工無と比べてほぼ変わらない(施工するとコーティングしてあるの!?と言われそう)
ナノピークス:写真では光が反射してかなり光沢あるように感じるが、思ったほどではなく、程よい光沢感
ノンスリップ性
ナノグラスコート:実際歩いてみて、施工無と多少はあるが、ほぼ変わらない
ナノピークス:かなり滑りずらくなっている、滑って転ぶという心配は皆無
ナノピークスorナノグラスコート、どちらを選ぶか?
あまり光沢があるものは好きではなかったので、当初はナノグラスコートにしようと考えていましたが、意外と光沢感を感じなかったのと、総合的に見てナノピークスの性能がずば抜けて良いと感じましたので最終的にはナノピークスでお願いすることにしました。
やはり柔らかいシートフローリングになりますので、性能の良いナノピークスとの相性が良いと思いました。
見積について
ナノピークス/ナノグラスコートどちらも6,000円/㎡となります。我が家では予算を30万円と決めていました。価格を抑えるために一番出入りの少ない寝室と隣接する書斎とウォークインクローゼットは施工対象外としました。
合計37畳でサービスや値引きがあり、見積合計税込みで約29万円となりました。
また、以下内容はサービスとなります。かなり充実していますね。
・ナノグラス水回りコートセット(平日のプレミアムデイ限定)
・ナノグラス玄関石材タイルコーティング(振込特典)
・ナノグラス全収納防カビコート(振込特典)
・シューズウォール防汚コート(一条工務店特典)
・スリットスライダー防汚コート(一条工務店特典)
・リモコンニッチ防汚コート(一条工務店特典)
・ナノグラス全収納防虫コート(ショールーム特典)
・ナノグラス水回り防カビコート(ショールーム特典)
・ナノグラス防カビクロスコート(ショールーム特典)
まとめ
新築される方でフロアコーティング検討される方は少なからずいると思います。
価格の比較だけでなく、サンプル品やショールームに足を運んで品質や保証についても注目して選定されてみてはいかがでしょうか。
特にショールーム見学では全面施工されている状態を確認できるので、サンプル品ではわからない気づきがありますのでおすすめです。森のしずくさんではショールーム見学することでいろいろと特典をつけていただけました。
※当ブログ経由にて紹介割引が適用されますので、ご興味のあるかたは記事内コメントにてご連絡いただければと思います。
本日は以上になります。