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一条工務店『i-smartⅡ』の住み心地や後悔ポイント、高気密高断熱住宅の家づくりのノウハウについて紹介します。

料理が楽しくなる絶対おすすめのオーブンレンジ!『バルミューダ ザ レンジ』1か月使用してみた感想

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こんにちは。Aoiです。

機能性とデザイン性を兼ねそろえた家電を販売する人気の高いメーカ「バルミューダ」。昨年新たにオーブンレンジをラインナップに加えられましたが、我が家の電子レンジが壊れたために今回購入してみました。2018/1/28に注文して5/15に届きました。納期約3.5か月・・。人気で注文が殺到しているようです。

実際使用してみて人気の理由がわかりました。

 

1か月ほど使用しましたのでレビューしたいと思います。 

バルミューダとは?

2003年「有限会社バルミューダデザイン」として寺尾 玄氏によって設立されました。設立当初はデスクライトなどのデスク周りの製品を開発・販売していましたが、リーマンショック後、空調関係の製品をメインにするという方針転換が行われました。そして、2010年発売のDC扇風機「GreeFan」を発売、大ヒットとなり、倒産の危機を免れます。 

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 現在発売されている「The GreenFan」

2011年「バルミューダ㈱」に社名変更を行い、その後もデザイン性の高い空調家電に定評を受け、確固たる地位を築きました。その後、キッチン家電の開発を開始、2015年に発売された「BALMUDA The Toaster」は22,900円(税別)という高額ながら、「感動のトースター」という謳い文句で20万台を超えるヒット商品となりました。こちらの製品でバルミューダというメーカを知ったという方も多いのではないでしょうか。私もその一人です。

 

その後もキッチン家電の開発を進め、「BALMUDA The Pot」(電気ケトル)、「BALMUDA The Gohan」(炊飯器)を発売、2017年12月にキッチン家電4作目となる「BALMUDA The Range」を発売しました。

受賞歴としては日本のグッドデザイン賞だけでなく、ドイツ法人の会社を設立したことから、ドイツのDesign Awardを数多く受賞しており、世界的にも認められたメーカとなっています。

 

バルミューダ ザ レンジの仕様・外観・機能

仕様

本体寸法:幅 450mm × 奥行き 412mm × 高さ 330mm(突起物含む)
庫内寸法:幅 353mm × 奥行き 293mm × 高さ 168mm
総庫内容量・庫内形状:18L フラット庫内
本体重量:約12kg
電源:AC100V 50Hz/60Hz
電源コード長さ:約1.4m
消費電力:電子レンジ:1270W、オーブン:1130W
電子レンジ手動出力:100W、500W、600W、800W
オーブン温度調節:40°C(発酵)、100〜250°Cまで10°C単位
保証期間:お買い上げ日から1年間(マグネトロンのみ2年)
パッケージ内容:本体、角皿(幅365mm 奥行264mm 高さ42mm)、取扱説明書(保証書付)
カラー:ブラック (型番 : K04A-BK、JANコード : 4560330118814)、ホワイト (型番 : K04A-WH、JANコード : 4560330118821)、ステンレス (型番 : K04A-SU、JANコード : 4560330118838)の3色
生産地:中国

価格:43,500円(ブラック、ホワイト)、54,500円(ステンレス)

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外観

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我が家は真っ白なキッチンボードに合わせるために「ホワイト」を選択しました。白とステンレスのモダンなデザインーシンプルな操作性が更にデザイン性を際立たせています。壁から10cm以上離して設置します。

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裏側はこんな感じです。アースは必ず取りましょう。

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全体はこんな感じです。真っ白なスマートキッチンと一体化しており、備付かと思ってしまうほどです。

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庫内はフラットで掃除がしやすくなっています。元々ターンテーブル式の電子レンジを使用していたため、ずいぶんと楽になりました。汚れが付いた場合は放置すると焼け付き落ちにくくなるためすぐに落とす必要があります。

機能

機能は非常にシンプルで以下の6種類のモードがあります。

 

・オート(自動あたため)

ごはんやおかず、お弁当等を自動であたためるモードです。あたため目安の表示があるものは手動あたためモード推奨です。

 

・マニュアル(手動あたため)

手動でワット数、時間指定してあたためるモードです。

選べるワット数は100/500/600/800Wとなります。時間は10秒~5分は10秒単位、5~10分は30秒単位、10分~30分は1分単位で指定できます。

 

・飲み物

常温、冷蔵の飲み物をあたためるモードです。ミルク/コーヒー/熱燗を選択できます。ミルク、コーヒーは1~3杯、熱燗は1杯のみです。

 

・冷凍ごはん

冷凍したご飯をあたためるモードです。1杯/2杯を選択できます。(1杯の量は150gを想定)

 

・解凍モード

冷凍した食品を解凍または半解凍するモードです。解凍/半解凍を選択し、解凍は100~400gを50g単位で、半解凍は100~500gを50g単位で指定できます。

 

・オーブン

オーブンモードではオーブン/発酵を選択後、予熱する/しないを選択します。調理温度は100~250℃を10度単位で指定できます。時間設定は0~10分は30秒単位、10~30分は1分単位、30~60分は5分単位で指定できます。予熱時間は調理時間に含まれず、予熱完了音が鳴ったら、扉を開けて食品を置き、扉を閉めてスタートボタンを押すと調理が開始します。

※予熱完了後、20分間無操作状態が続くと設定は取り消しされます。

※オーブン調理が終了したらすぐに取り出してください。余熱で焼けすぎてしまいます。

※発酵モードは40℃固定です。

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バルミューダ ザ レンジの注目ポイント

高いデザイン性・シンプルな操作性

前項でも紹介しておりますが、やはり高いデザイン性に目を引きます。ホワイト一色とステンレスのモダンな雰囲気にシンプルな操作性で洗練されたデザインとなっています。庫内はフラットで大容量ながらボディはスマートです。取っ手の裏には柔らかい光色のライトが灯り、美しいボディをさらに引き立てます。レストランをイメージするようなデザインに仕上げたといいます。

 

他メーカではよくみられる自動調理機能はついていませんが、余計な機能を省いて直感的に操作ができるようになっています。グリル機能がついていないのは別製品で高い評価を受ける「BALMUDA The Toaster」の存在があるからです。よって「BALMUDA The Range」は電子レンジとオーブン機能に特化したものとなりました。

 

電子音を楽器音にする遊び心

私が同製品の興味を持つきっかけとなったのは「音」です。ダイヤルを回すたびにギターのアルペジオ(コードを一音ずつ弾く)が聞こえます。スタートさせたときはギターのコードをかき鳴らす音が聞こえます。その後はドラム音が鳴り、再びギターのコードをかき鳴らす音で終了を知らせてくれます。音量は設定で3段階変更することができ、私は最大音量にしています。

 

稼働中のドラム音のテンポは120bpmなのですが、ギターをやっている私にとっては丁度いいテンポでギターを持ってセッションしたくなります。また、2歳の息子はなぜか毎回踊りだします。

 

ギター音のコードはすべてメジャーコードでダイヤルは下から「A→E→D→E→A」、スタート時と終了を知らせるコードは「A→C」となっています。ギター少しかじっている方ならだれでも弾けると思います。

無機質は電子音で知らせてくれるより、楽器の音で知らせてくれるというのは心が躍ります。しいて言うなら音のバリエーションを増やしてくれるともっと心が躍ったなと感じます。(例えばマイナー長やロックなど)

設定では「The Toaster」と同じ音に変更できるのでバリエーションを増やすことも可能かと思っています。

実際使用してみた感想

届いて最初の週末にさっそくオーブン料理を作ってみました。こちらの角皿は付属のものです。鶏肉と好きな野菜をカットして詰め込んでオリーブオイルをぶっかけてオーブン予熱あり220℃25分間でセットします。 コストコのヨシダソースを少しかけるとコクが出るのでおすすめです。 

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 庫内にはライトが意外と明るく、中身がよく見えるので焼き具合が確認できるのがいいですね。

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完成しました。全体が過熱されており、外側はパリッと中身はジューシーし仕上がりました。今まではよくフライパンで調理していましたが、段違いのおいしさです。もうフライパンで作ることはないでしょう。

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最近私の中で流行っているのがフリッタータです。イタリア風のオムレツですね。スキレットで好きな具材を炒めて卵を流し込み、オーブンで加熱するだけで非常に簡単にできます。2,3日に1回は作っています。

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電子レンジの飲み物モードで熱燗を試してみました。1回では容器まで温まらずにすぐに冷めてしまいました。2階温めるのがおすすめです。または、「仕上がり温度設定」をオンにして温度を高めに設定することができますのでそちらの機能を使用してみてもいいかもしれません。

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ちなみにこちらの猫の徳利は以下のものになります。可愛いので飾っていてもよしですね。

まとめ

今回はバルミューダ4作目のキッチン家電オーブンレンジ『バルミューダ ザ レンジ』の紹介と1か月使用してみた感想について紹介しました。

 

定評のあるデザイン性と機能性に音という遊び心が加わった『バルミューダ ザ レンジ』は料理が楽しくなる、作りたくなるオーブンレンジでした。

 

週末は私が料理することが多いのですが、最近はもっぱらオーブン料理ばかりになりました。オーブン機能を使うことで簡単においしい料理ができるので妻からの評判もいいです。

今後も長く付き合っていきたいと感じる家電に巡り合うことができました。