Aoiのi-smartで快適ライフ

一条工務店『i-smartⅡ』の住み心地や後悔ポイント、高気密高断熱住宅の家づくりのノウハウについて紹介します。

賛否両論のあるリビング階段の間取り、実際住んでみて感じた意外なメリットとは?

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こんばんは。Aoiです。

昔の日本家屋では考えられなかったリビングに階段を設置するという間取りを採用される方が最近非常に多いようです。

これは住宅の性能が飛躍的に上がったことでリビング階段最大のデメリットである寒さを感じにくくなっているということと、核家族化が進み家族のコミュニケーションを大事に考えられる方が増えているからではないかと推測します。

 

我が家も典型的なリビング階段を採用しました。

本記事では実際に住んでみて感じたメリットについて書いていきます。リビング階段を採用されるか迷われている方の参考になれば幸いです。 

我が家の間取り紹介

一条工務店「i-smart」で建てた我が家の間取りを紹介します。夫婦と息子(もうすぐ3歳)の3人家族、建坪35坪で間取りは以下の通りです。LDKの中心に設置した典型的なリビング階段です。また、廊下がないのも特徴です。f:id:eiki207504:20180807223319j:plain

実際住んでみて感じたメリット

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上部に空間が出来て解放感がある

リビング階段では視覚的効果なのですが、上部に空間が出来て解放感があり、広く感じることができます。我が家はボックス階段なのですが、オープステアにすると吹き抜けとの相乗効果でさらに解放感が増すことでしょう。オープンステアはおしゃれで憧れますね。

 

我が家は収納を重視してボックス階段を選びました。見てくれより実用性です。

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↑オープンステアの階段(我が家ではないです)

光を取り込みやすい

階段の途中や上がったところに窓をつけることで明るい階段になりますが、リビング階段だとリビングにも光が行き届きますので明るいリビングになります。我が家は階段の上部に2連FIX窓を設置しました。西側になるので日差しが強く、春から夏にかけては完全に締め切ってしまっているので少々残念です。ここまで大きい窓は要らなかったかなと感じました。失敗です。

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↑階段に採用した2連FIX窓

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↑リビングにも光が行き届きます。

1階と2階の行き来がしやすい

リビングに階段があることでLDKから2階への移動が廊下を通らずして行き来が出来るので楽になりました。

特に我が家では2階にランドリールームがあり、洗濯をする際には洗濯物を洗う、干す、たたむといった工程から何往復かしなくてはなりません。いちいち廊下に出て階段に上がるよりも扉の開け閉めもありませんし、距離も近いのでかなり楽になったと感じています。

2階建て住宅のデメリットとして1階と2階の動線の悪さが挙げられますが、リビング階段にすることで緩和されると思います。

 

全館空調管理がしやすい

我が家では2階に設置したエアコン1台で全館冷房を実践していますが、LDKの真ん中に階段を設けたことで冷房が行き届きやすくなりました。

 

また、廊下のない間取りにすることで洗面所やお風呂場等にも冷房が行き渡り、全館均一の室温で大変快適な生活を送っています。

 

1台で実施することで24時間稼働していてもそれほど電気代はかからないので非常におすすめです。一条工務店等の高気密・高断熱住宅にお住まいの方にはぜひ試していただきたいです。 

また、我が家は冬季においては全館床暖房を稼働させていますが、高気密・高断熱住宅では、エアコン暖房でも1~2台で全館暖房を可能とします。

高気密・高断熱住宅とリビング階段は全館空調管理をする場合に大変相性が良いです。

家族が近くに感じる、コミュニケーションが取りやすい

冒頭で核家族化がリビング階段人気の理由として挙げていましたが、1世帯の家族なので常に顔を合わせてコミュニケーションを取りやすい環境にしたいと思っていました。

 

将来の想像でしかありませんが、子供が学校から帰ってきてすぐに2階にある自分の部屋に行くのではなく、LDKを通ることで誰かしら顔を合わせることになるので「おかえり」「ただいま」のあいさつが自然にできるのではないかと思います。また、何も言わずに外に出ることを防ぐことができます。

 

私が学生のころは帰ったらあいさつもせずにすぐ2階に上がって、夕飯になると降りていき、「帰ってたの?」とよく言われていました。そして夜遅くにそっと出て行って「どこ行ってるんだ」と電話がかかってきたものです。

 

リビング階段にしたからといってコミュニケーションが取りやすくなるかといったら疑問が残りますが、取りやすい環境を作るといったことは大事なのではないかと思います。

 

子供が友達や彼女を連れてきたときもどんな子と付き合っているか気になるものです。子供からしたら鬱陶しいことは間違いないですが、どのような人付き合いがあるのか把握するということも大事なのではないかと思います。 

まとめ:高気密・高断熱住宅×全館空調する場合はぜひとも採用の検討を

今回はリビング階段を採用した間取りに住んでみて感じたメリットについてまとめてみました。昔と比べて人気が出てきている間取りなだけに非常にメリットが多いと感じています。

 

特に高気密・高断熱住宅ではリビング階段や吹き抜けと合わせて廊下をなくして各空間をなるべく一体にすることで全館空調管理しやすくなります。

当ブログでは快適な生活を送るために全館空調(冷暖房)を推奨しています。

 

ただし、1階と2階で音が伝わりりやすくプライバシーの問題が出る等、デメリットも少なからずありますので、家族の意見をよく聞いて決めるべき間取りなのではないかと思います。

デメリットについては以下記事にまとめてありますので合わせてご参照ください。