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一条工務店『i-smartⅡ』の住み心地や後悔ポイント、高気密高断熱住宅の家づくりのノウハウについて紹介します。

意外とデメリットが多い!?オプションで採用したLIXILキッチン用タッチレス水栓「ナビッシュ」レビュー

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こんばんは。Aoiです。

今回はオプションで採用したリクシルのキッチン用タッチレス水栓「ナビッシュ」についてのレビュー記事となります。

使用してみて感じたのは意外とデメリットが多いということです。それでも採用してよかったと思っています。

一条工務店で採用できるキッチン水栓について

一条工務店「i-smart」では標準でシングルレバー混合水栓を採用できます。その他水ほうき水栓、吐水口引出式シングルレバー混合水栓を選ぶことができます。

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↑標準で選べる水栓一覧

オプションにはなりますが、ゼンケンとシーガルフォーの浄水器兼用水栓または単水栓を選定することができます。

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↑オプションで選べる浄水器一覧

 

タッチレス水栓についてはリクシルのナビッシュを選択することができます。何も言わなければB5タイプになりますが、上位グレードには湯水を使い分けすることができる「エコセンサー」付きのものや浄水器ビルドインタイプのものがありますので興味のある方は検討してみてください。

B5タイプは定価78,000円ですが、標準品との差し引きでオプション価格13,100円となります。

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タッチレス水栓「ナビッシュ」を使用してみて感じたメリット

デザインが美しい

標準品は角ばったフォルムで重たい雰囲気を受けます。

対するタッチレス水栓「ナビッシュ」は丸みを帯びた無駄のないシンプルなデザインが美しいと感じます。使っていて汚れるときれいに吹き上げ、水垢がつくと「セスキ水」をかけて常にピカピカの状態を保ちたいと思えるデザインです。

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↑我が家の美しいナビッシュ

タッチレスだから手が汚れていても水栓が汚れない、省エネにもなる

タッチレス水栓を選ばれた方はこれに期待している方が多いのではないでしょうか?

例えば料理中に両手が汚れて洗いたいとき、洗い物中途中で止めたいときといったシチュエーションでタッチレスで止水することができるのでレバーを汚すということがありませんので衛生的です。

また特に洗い物中は容易に止水することができることから、出しっぱなしで洗うということがなくなりますので省エネ効果に期待ができます。

公式ではタッチレスとすべてのグレードについているスポット微細シャワーの機能を合わせて約24%の節水になるとの試算をしています。

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両手が塞がっていても水を止めることができる

ある日、妻が鍋に水を入れてお湯を沸かそうとしていたときに両手塞がった状態で顎で水を止めていたので笑ってしまいました。別に手をかざさなくても水を止められるんですね。モノでもセンサーは反応してくれます。

こういったシチュエーションで両手が塞がった状態でも手を使わずとも止水することができるので便利です。

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↑こんな状態で水を止めていました。我が家の女神です

シンク内の掃除がしやすい

ホースが伸びるのでシンク内の掃除がしやすいです。これは標準品でも伸びるのですが、上から下に引き出すので取り回ししやすい印象を受けました。

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キッチンワークトップは真っ白な人工大理石でシンクも一体になっています。かなり汚れが目立ってしまいますので毎夜洗剤で洗っていますのでこの機能についてはかなり重宝しています。

タッチレス水栓「ナビッシュ」を使用してみて感じたデメリット

水量の調整ができない

例えば鍋やヤカンに水を入れたいときは時間をかけたくありませんので水量を多くしたい状況下にあります。皿洗い中は「水が跳ねるなあ」と思ったときは水量を絞りたいものです。

 

「ナビッシュ」ではセンサーで水量の調整ができません。水量調整時はレバー操作することになります。さらに輪をかけてレバーが非常に硬くて調整が難しいです。水量の調整に関しては標準品のレバーのほうが圧倒的にやりやすいと感じます。

上位機種ではセンサーを2か所設けて湯水を使い分けることができる「エコセンサー」搭載のものがありますが、水量調整できるものはありません。

水量を途中で変えたいというシチュエーションはあまりないのでセンサーで調整できなくても特に支障はないのですが、レバーをもう少し扱いやすくしてほしいものです。

 

パナソニックのタッチレス水栓ではタッチレスではないですが、ボタンで流量・温度を5段階設定することができます。興味あるかたはパナソニックも検討の一つに入れてみては如何かと思います。

 

センサーが意図していないときに反応する

我が家はお茶を沸かして冷蔵庫に常備してあるのですが、ヤカンに水を入れるときにセンサー付近に手が近づいた際に反応して止水することが多々あります。

ふきんを絞っているときには腕がセンサーに反応して誤作動することがあります。

 

反応する範囲は約4cm(私の調べでは)となっており、誤作動することも考えられる範囲だと感じました。範囲は狭すぎても使いにくくなるので致し方ないことでしょうか。。

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↑手がセンサー付近に行くので誤作動の可能性あり 

故障したり停電時にはセンサーが反応せずに吐水できなくなる

電磁弁で制御しているタッチレス水栓では通常の水栓よりも故障の確率が高くなります。これは便利になることに対する代償なので致し方ないことですね。

また停電時にはセンサーが反応せずに吐水できなくなります。停電も一時的なことが多いのであまり気になりませんが、故障や停電時の応急処置として電磁弁部の手動弁を開けることでセンサーに関係なくレバーのみで吐水・止水できるようになるとのことですので採用される方は頭の片隅に入れておくようにしましょう。

ちなみに我が家では弁体部がカバーで覆われており、カバーを外す手間が発生しそうです。

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最後に

今回はリクシルのキッチン用タッチレス水栓「ナビッシュ」について使用してみて感じたメリットとデメリットについて紹介しました。

オプション料金を払ってまで採用したものですが、意外とデメリットがあるなといった印象を受けました。

 

ただそこまで高額オプションではなかったこととメリットも大きいので採用してよかったと思っています。

 

興味のある方は必ずショールーム等に出向いて現物を確認するようにしましょう。

また、タッチレス水栓をラインナップにしているメーカはリクシルのほかにパナソニックがあります。TOTOではタッチレスではないですが、フットスイッチを出しています。

各社機能や価格帯が異なりますので自分に合うものを選択するようにしましょう。

本日は以上になります。

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