こんばんは。Aoiです。
照明には自動でスイッチをON/OFFしてくれる便利なセンサー付きスイッチがあり、注文住宅で建てられる方は採用される方が多いのではないでしょうか。
我が家も例外なく採用をしています。しかし、いざ住んでみると常時OFFにして使用していない箇所も出てきています。
今回は我が家で採用したパナソニック製「かってにスイッチ」の
・設置箇所とその理由
・実際住んでみて使用していない箇所とその理由
・設置することが多い箇所だが我が家ではつけなかった箇所と理由
について紹介します。
- Panasonic「かってにスイッチ」の仕様
- 一条工務店での「かってにスイッチ」採用について
- 我が家の「かってにスイッチ」設置個所
- 実際住んでみて不要だった箇所
- 一般的に設置することが多い箇所だが我が家ではつけなかった箇所
- まとめ:間取りで住んでみるイメージをして決めよう
Panasonic「かってにスイッチ」の仕様
センサが人の動きを感知して明かりをON/OFFするという仕様となっています。
メリットとしては主に
・スイッチを押す必要がないので楽
・消し忘れ防止で省エネ
の2点です。
仕様は上図の通りです。
検知範囲は上図の通りです。
検知範囲は上図の通り任意に調整することができます。
例えば、我が家は玄関ホールに設置しましたが、帰ってきて玄関ドアを開けて中に入る際に電気の光による虫の侵入を防ぐため検知範囲を調整しています。
↑玄関ホール間取り図です。青線までが最大検知範囲でオレンジの範囲に調整しています。
動さ保持時間は10秒~30分です。30分とか需要あるのでしょうか。。
明るさセンサは切りにすると明るさに関係なく人の動きを検知します。
↑我が家のかってにスイッチリモコンです。左側に動作保持時間、右側に明るさセンサのつまみがあり調整できます。手動スイッチもついています。
一条工務店での「かってにスイッチ」採用について
一条工務店では以下のように採用することができます。
・標準採用数:4か所
・5か所目以上はオプション価格:9,550円
我が家では計5か所設置しましたので1か所オプションとなりました。
我が家の「かってにスイッチ」設置個所
人感センサースイッチとなるので、基本的には常時居座ることになる
・LDK
・各部屋(寝室・子供部屋)
・お風呂場
とは相性が悪いです。
常時居座らずに1日に何回も通る箇所を設置個所としました。
玄関ホール
帰ってきて家に上がるときは
・大きな荷物をもっている
・熟睡した子供を抱えている
といった状態のときに真っ暗だと足を引っかけて転倒のリスクがあります。子供を怪我させてしまう・・・なんてことも考えられますので迷わずつけました。
トイレ2か所
使用頻度の高いトイレには採用を決めました。
私の実家はトイレに人感センサースイッチがついており、トイレの電気を手動でつけるというのが億劫でなりませんでした。
アパート時代は手動スイッチでしたが、人間適応力があるので慣れましたが、実家の流れを引き継いて設置することにしました。
トイレでずっと動かずにいると電気が消えて腕を振り回す。。というのはあるあるだと思っています。
洗面所
我が家の洗面所は下のようにトイレの通り道になっています。トイレにかってにスイッチを設置しましたので、洗面所もあわせて設置しました。
2階ホール
各部屋に行き来するための2階ホールも必要と判断した設置しました。
実際住んでみて不要だった箇所
続いては設置したはいいが実際に住んでみて「不要だったなあ」と思う箇所を紹介します。
2階ホール
2階ホールは2階の各部屋を行き来するために存在していますが、寝室があります。
妻と子供が先に就寝することが多く、2階ホールの電気の明かりが眩しくて子供が起きる可能性があり、「かってにスイッチ」は常時オフにして足元灯を設置しています。
こちらのものを購入しました。コンセントに直接差し込むタイプの明るさセンサ付きです。周りが暗くなると自動点灯するというものですね。
↑十分な明かりが確保されています。
先日北海道で大きな地震がありました。全域停電という衝撃的な状況になりました。
足元灯には非常時に携帯電灯として使用できるものがあります。
北海道全域停電時に設置しているご家庭は大活躍だったと話題でした。
こちらのものはコンセントに差し込むタイプの明るさセンサ付きの足元灯です。
停電時に真っ暗になったときは自動的に点灯する保安灯となります。さらに携帯電灯としてコンセントから取り外して使用することができる優れものです。
・足元灯として
・保安灯として
・携帯電灯として
1台で3役を担う優れものです。
少々値は張りますが、災害時の防災グッズとして必要ではないでしょうか。我が家もこちらのものを近いうちに2個購入する予定です。
一般的に設置することが多い箇所だが我が家ではつけなかった箇所
続いては一般的にはつけることが多いと思われる箇所で我が家ではつけなかった箇所についてです。
玄関ポーチ
外部照明として玄関ポーチに人感センサーライトをつける方が多いですが、我が家ではつけませんでした。理由としては
・近くに外灯があり、真っ暗にはならない
・UBキーガルを採用してワンタッチで施錠・解錠が可能
という2点から採用を見送りました。
↑我が家の夜の玄関ポーチの状況
建築予定地の外灯の状況を確認して外部照明の仕様を決めていくことをおすすめします。
ウォークインクローゼット(もしくはウォークスルークローゼット)
我が家は2階にウォークインクローゼットを設置しました。本当は1階にほしかったのですが、費用削減のために以下を代わりに設置しました。
・大容量の洗面所収納
・玄関ホールにシステムクローゼット
よって普段着る服は1階に保管することができたため、2階のウォークインクローゼットの使用頻度はあまり高くなく、1,2回/週ぐらいです。
使用頻度の低さを想定して採用を見送りました。
1階に設置していれば使用頻度が高く必要だったと思っています。
まとめ:間取りで住んでみるイメージをして決めよう
今回は大変便利な人感センサーライト、パナソニック製「かってにスイッチ」の我が家の設置箇所を紹介しました。
まとめると以下の通りです。
【設置箇所】
・玄関ホール・・・荷物を抱えたときの転倒リスク低減のため
・トイレ2か所・・・実家トイレの人感センサーライトに慣れていたため
・洗面所・・・トイレの通り道のため
・2階ホール・・・各部屋の繋がりになる箇所のため
【設置したけど使用しなかった箇所】
・2階ホール・・・照明の明るさで就寝中の家族を起こすリスクがあるため
【一般的につける箇所だが設置しなかった箇所】
・玄関ポーチ・・・外灯が十分に明るかったため
・ウォークインクローゼット・・・使用頻度が低かったため
間取りが出来た段階で何度も住んでみるイメージをすることが失敗をなくすポイントになります。
朝起きてから出勤、帰宅してから就寝するまでの自分と家族の動きをイメージすることでどこに「かってにスイッチ」が必要か見えてくるはずです。
何度もシミュレーションして失敗しないようにしましょう。
本日は以上になります。