Aoiのi-smartで快適ライフ

一条工務店『i-smartⅡ』35坪の家、2018年1月完成しました。注文住宅の家づくりに関すること、一条工務店の住み心地等について紹介します。

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一条ルールとは?仮契約前に知っておきたい一条工務店の間取りルール

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こんばんは。Aoiです。

「一条ルール」という言葉があります。これは一条工務店で決められた間取りのルールであったり、標準仕様における弊害があり、施主たちの間でできた言葉です。

 

今回の記事では一条工務店で仮契約をして間取り設計を進める過程で、おそらく誰しもが感じているであろう「一条ルール」について紹介します。

木造枠組壁(ツーバイ)工法のため構造的な問題で発生する間取りの制限

一条工務店の「i-smart」「i-cube」では木造枠組壁(2×6)工法となります。

枠組壁工法では、木造軸組工法の柱や梁を組み合わせて強度を保つ工法と違い、フレーム上に組まれた2×6インチの木材に合板を貼り合わせた壁や床で支えるため、高い耐震性・耐火性・断熱性・気密性・防音性を持ちます。

一条工務店ではフィリピン工場で組まれた壁パネルを現場まで運んできてクレーンで吊ってパズルのように組み合わせていくといった方法で家の枠組みが完成します。

壁で建物を支えるため、木造軸組工法と比較して壁が多くなり間取りに影響が出てきます。

また、強度を保つために地震や風等の水平荷重への抵抗を持つ「耐力壁」をバランスよく配置する必要があります。

 

実際に設計を進めていくと

・ここにはどうしても壁(またはSタレ壁)が必要

・ここは耐力壁となり開口部(窓等)の設置が出来ない

・耐力壁の箇所になるため壁を凹ませることができない(リモコンニッチ設置不可)

といったことが起きました。

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我が家のリビングとダイニングの間に発生した27cmのSタレ壁

LKDは一体にしましたが、リビングとダイニングの間に2階を支えるためのSタレ壁が必要となりました。27cmあり、圧迫感が生じています。

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我が家の1階耐力壁の配置

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我が家の2階耐力壁の配置

1階は特に2階と屋根を支えるため、耐力壁の必要量も増えます。2階建てより平屋のほうが壁の量を減らすことができます。

角部は必ず耐力壁が必要となり、窓の設置などできません。

 

壁や開口部の制限以外にも吹き抜けやバルコニー設置面積の制限などがあります。

 

一条工務店では長期優良住宅認定しており、厳密な構造計算が必要となるため、このようなルールを作って強度を保ちやすくさせ、また、容易に構造計算ができるようにしています。 

間取りが決まって着手承諾するときには最終的にフィリピン工場にて構造計算が行われます。その後確認申請が降りて着工に進みます。

設計側でもある程度クリアするであろうと見ているようですが、工場での構造計算でNGとなり、設計しなおすといった事案も発生することがあるようです。恐ろしいですね。

 

構造に影響を与えない変更であれば対応できることも多いようです。稟議になる可能性もあります。

例えば施主支給の照明や装飾など。壁をふかせば耐力壁や外壁にもリモコンニッチやヘッダーボックスなど壁を凹ませる施工が必要なものを設置できます。

原則「総二階建て」となる

なによりも間取りを制限しているのは「総二階建てになるということだと感じています。

総二階建てとは1階と2階の面積がほぼ等しい住宅のことを指します。

シューズクロークなど一部だけを1階の外に出すことはできますが、基本的にはツーバイ工法では総二階建てになることが多いようです。

 

2階建てで間取りを考えたときに1階部分に生活スペースであるLDKやお風呂等の水回りを配置して2階に家族の各部屋や寝室を配置する方が多いと思います。そうなるとどうしても1階を広くとったほうがバランスがよくなります。在来(木造軸組)工法の1階建てでは1階を広く取っているお宅がほとんどです。

 

我が家も1階にLDK、水回りを配置しましたが、総二階による間取りの制限によってランドリールーム(物干スペース)は2階にもっていかざる負えませんでした。

運用方法を工夫して生活していますが、2階に配置できればより家事楽になっていました。

 

総二階建てという制限が一条工務店などの木造枠組壁(ツーバイ)工法における最大の間取りの制限だと感じています。

同じ一条工務店でもセゾンシリーズなど在来(木造軸組)工法では総二階建てという制限はありませんので1階を広く取る間取りが可能です。

標準仕様による制限

一条工務店では住設のほとんどをオリジナル商品としてフィリピン工場にて一貫生産しており、価格を抑えてコストパフォーマンスの優れた住宅を展開しています。

・キッチン

・お風呂

・洗面台

・システムクローゼット等、各種収納

中にはオプションになるものもありますが、ほとんど標準仕様です。

基本的にはこの一条オリジナルの商品から選んでいきますので、社外品を採用するときは相当なオプション料金が発生したり、そもそも採用できなかったり、稟議にかけられたりします。

我が家は一条オリジナルからすべて選択しましたので何の変哲もない「i-smart」が生まれました。

問題を乗り越えて、一条工務店のスマートキッチンにミーレ食洗機を施主支給する決断に至った経緯 | 一条工務店で建てた ふわふわ☆わんこのお・う・ち

こちらの記事ではスマートキッチンに標準搭載されるパナの食洗機を取りやめて施主支給のミーレ食洗機を搭載するというストーリーを紹介しています。一条工務店の対応はもちろん工場サイドで搭載することはできませんので、引き渡し後であれば施主責任で行っても構わないというものでした。

やろうと思えばこのようなこともできるんだなとに驚かされました。それにしてもミーレ愛強すぎます。

 

不可解な制限

これ、なんでできないの?という制限があります。

・外壁ハイドロテクトタイルは2色まで、色分けは縦方向のみ(横や互い違いに貼れない)

・フローリングは1色のみ(オプション料金で1階2階で分けることができるが同じ階で区分けすることはできない)

・建具(ドア、収納扉)も1色のみ

・巾木、ハニカムシェードは選択肢が白1色しかない(これはラインナップなので仕方なし。。)

・床暖房エリア分けの最小面積は3帖から

フィリピン工場での生産効率化と現場の品質を考慮しての対応であると思われますが、もう少し臨機応変な考えを持ってほしいものです。

ネックになりがちなロスガードの配置

一条工務店自慢の第1種換気システム「ロスガード90」ですが、本体の設置に1マス(半畳)必要です。

また2階建てであれば2階の外壁に面した箇所にしか設置できないという制限があり、騒音も考慮して寝室付近には設置したくないとなると結構厄介なものになります。なので別見出しで紹介しました。

 

我が家の場合は収まりよく決められましたが、最後まで頭を悩ませる方も多いようです。

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我が家のロスガードの配置

まとめ:仮契約前に自分の建てたい家のイメージと一条工務店がマッチするのか吟味しよう

今回は一条工務店の間取りに関するルール「一条ルール」について紹介しました。

主に

・木造枠組壁(2×6)工法のため構造的な問題によって発生する間取りの制限

・一条工務店の標準仕様によって発生する制限

の2種類に分けられます。

 

設計を進めていくと「なんでこんなこともできないの!?」と思われる方もいるかと思いますが、構造的な問題であればこれが仕様だと思って諦めるしかありません。

構造に影響が出ずにできることであれば稟議になる案件も出てきますが、可能性が広がります。しかし、SNSやブログで簡単に情報が行き交う時代ですので、「これが出来ればあれもできるよね!」といった事案が発生すると一条側も対応しきれなくなる可能性があり、稟議は厳しいものになっていくのではないかと予測しています。(というかすでにそのようになっているかも)

 

間取りや建具、設備には相当なこだわりがあり、人とは違った家を建てたい!という方は一条工務店は向かないかもしれません。

セゾンシリーズ等、在来工法の商品もありますが、こちらも標準仕様による制限は出てきます。

 

一条工務店と仮契約を行い、いざ設計を初めて「こんなはずじゃなかった」となる前に自分が建てたい家のイメージと一条工務店の仕様がマッチするのか吟味したほうが良いでしょう


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