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一条工務店『i-smartⅡ』35坪の家の住み心地や家づくりのノウハウについて紹介します。

【一条工務店】全館床暖房で室温を上げすぎないほうが良い4つの理由

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こんばんは。Aoiです。

一条工務店にお住まいの方で全館床暖房の設定温度を上げて室温を高めにして「真冬でも半袖Tシャツ1枚で過ごしてます!」という方をたまにお見かけします。家の基本性能が高く、全館床暖房搭載している一条工務店のユーザーならではだなと思います。

 

しかしながら、室温を上げすぎると返って住み心地が悪くなるケースがあります。否定するつもりはまったくありませんが、個人的にはおすすめしません。

 

我が家の場合は大体22℃ぐらいを目安に床暖房を設定しています。全館均一の温度にすることで寒さは全く感じません。ちなみに、服は2枚着るようにしています。

 

今の時期の設定温度はリビング他25℃で玄関とお風呂場のエリアのみ29度設定にしています。これで大体全館22~23℃ぐらいになります。以下記事は全館均一温度にするために注意したいことをまとめたものになります。

今回の記事では床暖房で室温を上げすぎないほうが良い理由について紹介します。

相対湿度が下がり乾燥を招く

湿度管理は一般的に、空気中に含みうる最大限の水分量(飽和水蒸気量という)に対する割合を示す相対湿度で見ることが多いです。「室内の湿度は40~60%を保つようにしましょう。」とよく言われています。

 

飽和水蒸気量は温度によって上下します。温度が低いと飽和水蒸気量は下がり、温度が高いと上がります

 

相対湿度以外にも絶対湿度という指標もあります。これは空気中1kgの中の水分量を示しており、温度によって上下しません

 

絶対湿度9g/㎥の場合、各温度の相対湿度は以下のようになります。

・21℃・・・49.1%

・23℃・・・43.7%

・25℃・・・39.0%

4度の差で相対湿度が10%も違っています。25℃にもなると、40%以下となっており、一般的に乾燥状態に値します。

 

このように床暖房の温度設定を高めにして室温を上げすぎると相対湿度が下がり、乾燥を招くことになります。 

湿度管理は相対湿度よりも絶対湿度で見るのが確実です。以下は絶対湿度を測定できる温湿度計です。

露点温度が上がって窓が結露しやすくなる

露点温度とは空気中の水蒸気が冷やされて水分になる温度、つまり結露が発生する温度です。

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上表において室温22℃、相対湿度45%のときに窓の温度が9.5℃以下になると結露が発生します。

露点温度は室温と湿度によって変化します。室温が上がると露点温度は上がり、湿度が上がると露点温度は上がります。

 

前項でも紹介しましたが、室温が上昇すると相対湿度は下がっていくため、露点温度に変わりありませんが、室温が上がると相対湿度が下がるため、加湿器を使って湿度を適正まで上げることになるかと思います。

これが原因で露点温度が上がっていき、結露が発生しやすくなります。

 

一条工務店の窓はトリプル樹脂サッシ標準となっており、かなり高性能です。熱貫流率を表すU値は0.8w/㎡となっており、現在一般的に普及しているペアガラス複合サッシの5倍の性能です。

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こちらは昨年撮影した窓の表面温度を測定したものです。外気温は3度程度でサッシ部分でも9~10℃ぐらいです。窓全体に結露が発生するといったことはありえません。

 

一条工務店お住まいの方で窓の結度がひどい場合は過加湿状態になっている可能性があります。もちろん寒冷地で外気温が著しく低い場合は窓の表面温度も下がりますので、結露は発生しやすくなります。

このように室温を上げすぎると相対湿度が下がり、加湿することで窓の露点温度が上がり結露が発生しやすい状態となります。

 

電気代が高くなる

全館床暖房は一条工務店の超性能を以てしてもやはり電気代は高くなります。現在もっとも普及している暖房器具であるエアコンと比べると2倍以上の電気代がかかると言われています。

電気使用量の全体割合では冬本番の時期なら40~50%程度は床暖房使用によるものとなります。

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2019年1月の電気使用量割合、床暖房がトップに

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上表は昨年12月の電気使用量と電気代をまとめたものです。天候や外気温に影響されるところがありますが、1日の電気使用量は6~17kWh、電気代は75~313円の範囲となっております。

 

室温を上げるとその分ダイレクトに電気代が高くなるのは容易に想像できます。

特に子供は暑さを感じやすく、発汗しやすい

全館床暖房でどこにいても暖かいので室内で筋トレしたり、掃除をしたり、ちょっとした運動をしたり、冬場は雪かきをしたりで体温が上がった状態になると室温が高いとかなりの暑さを感じてしまいます。

私は掃除機をかけるのが好きでよく掃除しますが、天気が良くて室温が23℃超えていると暑くて外に飛び出したくなります。

 

特に子供は通常でも体温が高く、36.5~37.5℃が平常で大人と比べて暑さを感じやすいです。

動くとすぐに発汗してしまい、極端な例ですが、熱中症のような症状を引き起こしてしまう可能性もあります。

 

室温を上げすぎるとそういったリスクがあるということも知っておかなければなりません。 

まとめ

今回は一条工務店全館床暖房で室温を上げすぎないほうが良い理由について紹介しました。

まとめると以下の通りです。

①室温が上がると相対湿度が下がり、乾燥を招く

②相対湿度が下がると加湿することで露点温度が上がり、窓の結露が発生しやすくなる

③全館床暖房の電気代割合が高いため、温度設定を上げると電気代がダイレクトに高くなる傾向となる

④特に子供は体温が高く、暑さを感じやすく、発汗しやすい

もちろん、室温を上げて身軽に過ごすということも一条ユーザーなら簡単にできることでまったく否定するつもりはありませんが、このようなデメリット・リスクがあるということを知っておいてもらいたいと思い、今回紹介しました。

 

本日は以上です。

 

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