こんばんは。Aoiです。
みなさん間取り考えるの好きですか?私はすごく好きで家建てる前はよく手書きで書いていたものです。
家建ててから2年以上経ちましたが、最近2棟目の家を建てることを夢見ています。といっても、すぐにではなくて子供たちが巣立った後の夫婦2人の家です。25年後ぐらいですかね。
そのため、また最近間取り書くのにはまってまして。手書きだと立体のイメージが余りつかめないため、間取り作成ソフトの「3Dマイホームデザイナー」を購入しました。
これがものすごくよくて、昨夜はゲームに熱中する少年のように朝の3時ごろまでずっと遊んでました。
今回は「3Dマイホームデザイナー」がどんな感じなのか紹介します。
3Dマイホームデザイナーの製品概要
MEGASOFT社から出ている新築・リフォームのための家庭用住宅デザインソフトです。
もっと多機能なPRO版がありますが、その名の通りプロ仕様なので価格もおかしいです。
間取りの検討、家電・家具の配置、壁紙や床材の組み合わせをシミュレーションすることが可能です。その後、立体化をして外観・内観を確認することができます。日当たりや簡易構造診断を実施することも可能です。
完成後、ムービーを作成し、SNSでシェアすることも可能です。今どきですね。
~動作環境~
対応OS:Windows10/8.1/8/7
容量:4GB以上
インターネット接続、マウス推奨
実際作ってみたので段階踏んでやり方を説明
①敷地の作成
実際建てる土地がある場合は大きさを合わせて敷地を作成します。旗竿地や三角地等、特殊形状にも対応しています。今回適当に作成しました。
②部屋作成
各部屋を作成していきます。ドラッグして配置し、大きさを決めていくだけなので非常に簡単です。各部屋の名称は大体揃っていますが、脱衣所はありませんでした。。
③壁編集
壁編集です。今回は壁削除のみしました。
・LDK一体にしたいので、壁すべて削除
・ホールと玄関部分も削除
間仕切壁の開口部や高さ、R壁の設定もできます。柱や梁を見せる配置にすることもできます。
※扉と窓の部分は削除不要です。扉を配置したら扉分の壁が削除されます。
④階段
階段もあらゆる形状に対応しています。今回は平屋想定なので、階段は配置しませんでした。
⑤ドア・窓
続いて先ほど作成した間仕切壁の削除部分に扉を配置します。片開ドア、親子ドア、片引き、折り戸等、一通り揃っています。
窓の配置もしていきます。掃き出し窓、腰窓、デザイン窓等あらゆる種類・サイズの窓があります。
南側だけ大き目の(3マス)掃き出し窓を設置してみました。
⑥住宅設備
住宅設備の配置をしていきます。
・キッチン
・トイレ
・洗面台
・ユニットバス
・バリアフリー設備
各メーカの様々な種類・サイズから選定できます。
以下のものを配置しました。
・洗面台
・トイレ
・ユニットバス
・キッチン
今回キッチンは壁付けにしてみました。対面式主流ですが、壁付けのほうが自由度あがります。対面式キッチンは現在の我が家での後悔ポイントなのです。
⑦家具・家電の配置
家具・家電を配置していきます。
ソファは一通りの形のものがありました。
サイズも書いてありますので、自分の持っているソファーや冷蔵庫のサイズを確認して配置するとどんな感じになるのかわかりますので、イメージがつきやすいです。
以下のものを配置しました。
・冷蔵庫
・洗濯機
・カップボード
・ソファー
・ダイニングテーブル&椅子
・ベッド
⑧照明配置
照明配置していきます。以下のようにしました。
・洋室2部屋→シーリングライト
・リビング→シーリングライト・壁付けの間接照明
・ダイニング→ペンダントライト
・キッチン→ダウンライト
・洗面所、お風呂、ランドリースペース→ダウンライト
・トイレ、ホール→シャンデリア
・玄関・押入→ダウンライト、壁付けライト
⑨外構
外構も一通りそろっている感じです。
今回はカーポートと車のみ配置してみました。
また時間あるときに色々いじってみたいと思います。
⑩設備記号
コンセントやスイッチの位置を記号で記すことができます。今回は省略しました。
⑪屋根作成
屋根の形や軒の長さ・勾配を決めることができます。
のちに説明する日当たりチェックで軒を調整してどのようになるのか見ることができます。
今回は片流れ屋根で軒長さは800mmにしました。
⑫簡易構造診断
耐力壁を配置して簡易構造診断をすることができます。
今回適当に配置してみましたが、実際はもう少し間仕切壁に必要になるかもしれません。
地震や風などの水平荷重に抵抗のある壁
また、収納スペース診断や電力量チェック等、簡易的ですが、診断してくれます。
⑬外装・内装の変更
外壁材・屋根材・壁(クロス)・床材等、決めることができます。
⑭立体化
3Dマイホームデザイナーの醍醐味、立体化です。外観と室内を3Dで見ることができます。玄関ポーチ部分は屋根のある想定ですが、出し方がわかりませんでした。。
立体で見ることで外観のデザインや室内のインテリアイメージ、家具・家電のサイズ感や配置関係などを確認することができます。
ダイニングとリビングはこんな感じです。11帖なので狭いですけど、夫婦二人にはちょうど良い広さですね。
⑮日当たりチェック
大変おすすめの機能が日当たりチェックです。夏、冬、春・秋の日当たりを時間毎にムービーでチェックすることができます。
セオリーとしては以下の通りです。
・夏は日射を遮蔽(日射熱が蓄熱するのを防ぐ)
・冬は日射を取り込む(暖房費が下がる)
・春・秋は半分ぐらい取り込む
軒を80センチ出したことで上記のようになっていることがわかります。
太陽の位置は夏は高く、冬は低いです。その差は大きく、1日中太陽の当たる南側は軒をしっかり出すことが重要です。
ハウスメーカーや工務店の設計ではこのような日当たりチェックまでするところは少ないと思いますので、この機能は家づくりをする上でかなり役に立ちます。
まとめ:これから家づくりされる方は買って損はない!
今回は間取り作成ソフト「3Dマイホームデザイナー」について紹介しました。
・簡単に間取りを作成できる
・家具や家電の配置をして3Dで配置関係などを確認することができる
・簡易的な構造診断や収納スペース診断等をしてくれる
・日当たりチェックをして季節ごとの日射の取り入れ方を確認することができる
上記のようなメリットがあり、なにより触っててすごく楽しくて時間を忘れてしまいます。
ハウスメーカーや工務店の設計では間取りと外観パースのみで3Dで内観を確認したり、日当たりのチェックをする会社は少ないのではないかと思います。
実際、私の建てた一条工務店ではありませんでした。
家づくりは高い買い物になるので、失敗したくない思いはみんな一緒だと思います。
そんなこれから家づくりされる方の役に立つソフトだということは間違いないと思います。
↓ダウンロード版
↓製品版
本日は以上です。
なお、今回作った間取りはもう少し修正を加えて別記事でポイント等紹介できればなと思っています。