Aoiのi-smartで快適ライフ

一条工務店『i-smartⅡ』の住み心地や後悔ポイント、高気密高断熱住宅の家づくりのノウハウについて紹介します。

一条工務店「i-smart」「i-cube」では平屋がおすすめ!理由について解説

スポンサーリンク

こんばんは。Aoiです。

一条工務店の「i-smart」に住み始めて3年以上経ちました。

我が家は土地の広さ制限もあり(大体60坪程度の土地だった)2階建てとしましたが、土地に余裕があれば絶対に平屋にしたかったです。

 

もし、将来2棟目の家を建てるとしたら、必ず平屋を建てます。

 

今回の記事では一条工務店の人気商品である「i-smart」「i-cube」では2階建てよりも平屋がおすすめの理由について紹介したいと思います。

一条工務店「i-smart」「i-cube」では平屋がおすすめの理由

f:id:eiki207504:20210503225712j:plain

「i-smart」「i-cube」では総二階建てルールがある

2×6工法である「i-smart」「i-cube」では2階建ての場合、原則総二階建てとなります。これが間取りを組み立てる上で非常にやっかいです。1階に生活スペースの多くを持っていくことが多いと思いますが、そうすると2階が余りがちになり、対処法として1階の生活スペースの一部を2階に持っていくか、2階に吹き抜けをつくるかといった方法が考えられます。

 

我が家は1階に持っていきたかったランドリールームを2階に持っていくことで調整しました。

吹き抜けをつくるという対処では施工面積が多くなり、費用増加となります。一条工務店では吹き抜け部分の坪単価は1/2になり、割安に感じる方がいるかと思いますが、床がない部分に単価計上されるので明らかに割高です。

総二階建てとは

1階と2階の施工面積をほぼ同等にすること

平屋にすることで総二階建てルールから解放されますので、平屋がおすすめです。

総二階建てだと軒での日射遮蔽が難しい

総二階建てになると2階の軒をどれだけ伸ばしても1階の窓の日射遮蔽はできません。何も対策をしないと、晩春から初秋にかけて窓からの日射取得が過剰となり、室内がオーバーヒートしてしまいます。高気密高断熱住宅は暑いと言われる所以がここにあります。

 

逆に言うと窓の日射遮蔽さえしっかりできていれば、一年を通して快適な生活を送ることができます。庇をつけるか、日よけシェードをつけるかといった対策が考えられます。

 

我が家は日よけシェードを取り付けして対策しています。しかし、取り外しが面倒というデメリットがあります。南に位置する掃き出し窓に対しては5月から9月にかけてずっと日よけシェードを設置して日射遮蔽を行っていますが、少し肌寒い日は日射取得したいと感じますが、取り外しが面倒なので諦めています。

 

平屋では軒を出して日射遮蔽することが出来るので、おすすめです。すごく楽になります。  

平屋の注意点は冬季の日射取得ができるかどうか

これは2階建てでも同じことが言えますが、2階建ての場合は2階リビングにすることや吹き抜けを採用することで対策できますが、平屋の場合は対策が難しいので冬季の日射取得が出来るかどうかが重要になります。

 

地域や隣家の高さにもよりますが、隣家が2階建ての場合は10M以上の間隔がないと冬季の日射取得が難しいです。

 

建てた時点では隣家がない場合でも将来できる可能性も考慮して考える必要があります。日射取得のシミュレーションをして夏季は日射遮蔽、冬季は日射取得が十分できる状態にあるか確認することが重要だと思います。 

最後に

今回は一条工務店「i-smart」「i-cube」では平屋がおすすめの理由について紹介しました。

 

2階建てのほうが外観が好きとか、土地に余裕があっても外構を楽しみたいという方もいらっしゃると思いますが、平屋を選択肢に入れる際の参考になりましたら幸いです。

 

※2022年より一条工務店のiシリーズに「グラン・スマート」が誕生しました。この標品であれば標準仕様で日射遮蔽ができるため、2階建てでもおすすめです。

にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 一条工務店へ
にほんブログ村