Aoiのi-smartで快適ライフ

一条工務店『i-smartⅡ』の住み心地や後悔ポイント、高気密高断熱住宅の家づくりのノウハウについて紹介します。

【一条工務店】猛暑の夏!エアコン24時間全館冷房の電気代はどうだった?

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こんばんは。Aoiです。

残暑厳しい日々が続いています。残暑というか、いつまで続くの夏?という感じです。今年も昨年に続いて猛暑の夏となりました。体感的には去年以上のような気がしています。

 

我が家は一条工務店の「i-smart」で6年目を過ごしていますが、1階と2階のエアコン2台で24時間全館冷房(除湿)を行い、快適な日々を送っています。

 

本当は2階のエアコン1台を使用して全館冷房をする計画でしたが、この猛暑で1階まで冷え切らない状態となっており、昨年からは1階のエアコンも駆使して全館冷房を行っている状態です。

そこで気になるのが電気代になります。昨今の電気代値上げもあり、電気料金の請求は数年前と比較してかなり上がりました。今回の記事では猛暑の2024年、エアコンの電気代はどのぐらいかかったのか?まとめてみましたので参考になれば幸いです。

我が家の基本情報

我が家の基本情報は以下の通りです。

住宅会社:一条工務店(i-smart)

住まい:富山県

地域区分:Ⅳ地域

生活スタイル:夜型

延べ床面積:約35坪

家族構成:夫婦と子供の4人家族

屋根勾配:1.5寸

太陽光発電容量:10.5kW

雪止め:有

買取方式:余剰電力買取(22.68円/kWh)

電気代に大きくかかわる項目として、太陽光発電の買取方式を余剰電力買取にしていることです。つまり、昼間太陽が出ている場合は発電で賄っているので、電気代はかかっていないことになります。

我が家の電気料金プランについて

我が家は北陸電力の「くつろぎナイト12」という料金プランにしています。料金プランは下表の通りです。

北陸電力 くつろぎナイト12の料金プラン

「夏季」は毎年7月1日から9月30日までの期間となります。「その他季」は夏季以外の期間をいいます。「昼間時間」とは、毎日午前8時から午後8時までの時間をいいます。ただし、休日等の該当する時間を除きます。「ウィークエンド時間」とは、休日等の午前8時から午後8時までの時間をいいます。「夜間時間」とは、昼間時間およびウィークエンド時間以外の時間をいいます。

 

エコキュートを使用しているので、深夜の電気料金が安いプランとしています。エコキュートは深夜の安い時間帯に大量のお湯を沸かせて貯めるシステムとなっています。

 

ちなみに2020年の電気料金は以下のようになっており、4年間でかなり値上がりしているのがわかります。(特に夜間は2倍以上になっています。)

2020年の電気料金

我が家の2023年,2024年夏季の電気代合計について

記録的猛暑の夏だった昨年(2023年)と今年(2024年)の全体の電気代についてまとめてみました。

年月 ご使用量
(kWh)
ご利用額
(円)
消費税等
相当額(円)
検針日 使用日数
2024年8月分 504 15,397 1,399 8月15日 29日
2024年7月分 580 17,567 1,597 7月17日 30日
2024年6月分 474 13,776 1,252 6月17日 32日
2023年8月分 400 10,229 929 8月17日 30日
2023年7月分 443 11,449 1,040 7月18日 32日
2023年6月分 371 10,279 934 6月16日 30日

大体1万円~1万7000円となっています。今年上がっているのは電気使用量が増えたことに加えて、ベースとなる電気代が昨年より2割ほど上がっているのが原因となります。

 

ちなみに、4,5年前は1万円を余裕で切っていたので、体感かなり上がっているように感じています。

全体の使用電力量に対するエアコンの割合とエアコンの電気代について

つづいて、全体の使用電力量に対するエアコンの割合を見ていきます。

2024年6月はまだ暑さも本格化する前ですが、使用割合はエアコン2台合計で約45%を占めています。

2024年6月

2024年7月は前半梅雨時期でしたが、かなり気温が高い蒸し暑い日々でした。使用電力量の割合は約53%で半数以上を占めています。

2024年7月

2024年8月の使用電力量の割合は約51%でした。

2024年8月

2024年6~8月の電気代合計は46,740円でした。基本料金を引くと39,975円となり、半分がエアコンとすると、エアコンの3か月合計電気代は19,987円、月額6,662円、一日当たり、222円となります。この金額で、全館冷房が出来るとなると、かなりコストパフォーマンスが良いのではないかと感じています。ただしこれは、太陽光発電によって賄っている電気もあり、一概に判断できません

 

仮に、太陽光発電がない場合、もしくは全量売電の場合と仮定します。

6月のエアコン使用電力量:2階エアコン240kWh+1階エアコン175kWh=415kWh

7月のエアコン使用電力量:2階エアコン320kWh+1階エアコン217kWh=537kWh

8月のエアコン使用電力量:2階エアコン288kWh+1階エアコン221kWh=509Wh

北陸電力の料金プラン「従量電灯」の単価30.86円/kWhで計算すると

6月のエアコン電気代:12,806円

7月のエアコン電気代:16,571円

8月のエアコン電気代:15,707円

となります。月額平均:15,028円一日当たり500円となりますので、かなりの大きな金額になることがわかります。これは猛暑による使用電力量の増加及び、昨今の電気料金の値上げがダブルパンチで効いている結果となっています。

まとめ

今回は一条工務店「i-smart」にて行っている、エアコン2台による24時間全館冷房のエアコン電気代について紹介しました。

 

余剰売電としている我が家のケースでは、一日当たり222円とそこまで気になる電気代ではないという印象でした。この金額で全館冷房によるどこにいても快適でカビ・ダニが発生しない健康的な生活を送れるというのはコストパフォーマンスが良いと思いました。

 

ただし、余剰売電がない場合を想定すると、一日当たり500円という計算になるので非常に大きな金額になりますので、厳しいと感じられる方もいるのではないかと思います。1台で実施できればベストですが、一条工務店のような高気密高断熱住宅は魔法瓶のような設計になっていますので、冷暖房の効きが良く、エアコンでの全館冷房が容易にできますが、1台で行うには工夫が必要です。

 

特に気を付けるべき項目は日射遮蔽です。この猛暑の日射を受けると躯体に熱が溜まってしまうので、冷房効率が上がりません。設計時に日射遮蔽をしっかり計画することが全館冷房を容易に行うための秘訣となります。我が家はこれが不足しており、猛暑に弱い家になってしまったと感じています。

一条工務店の新商品「グラン・スマート」は日射遮蔽しやすい設計にできますのでお勧め商品です!

一条工務店「i-smart」「i-cube」を選ぶなら平屋がおすすめです!

本日は以上です。

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