こんばんは。Aoiです。
一条工務店の一部商品(「i-smart」、「i-cube」)では標準でハニカムシェードが装備されています。なので営業さんからは「カーテンは不要ですよ!」と言われました。
しかし、ブログやSNSを拝見するとハニカムシェードとは別にカーテンをつけられている方が多いように感じます。
今回はカーテンの要否について検証と考察しましたので紹介します。
・一条工務店のハニカムシェードには別途カーテン必要なのか知りたい!
・ハニカムシェードの外部からの見え方について知りたい!
一条工務店標準のハニカムシェードとは
ブラインドの世界トップメーカー「ハンターダグラス社」製のものでロールスクリーンで断面がハニカム(ハチの巣)形状になっており、窓の断熱性を底上げしてくれます。熱損失を25%削減してくれるようです。
トリプルガラスの高性能なサッシを以ってしても冬場の窓付近は冷気を感じます。ハニカムシェードを閉めることで窓からの冷輻射に対してかなりの対策効果があります。性能を重視する一条工務店ならではのアイテムと言えますね。
ただ、閉めきると室内の温かい空気が窓に伝達しないため、結露しやすいといったデメリットもあり、少し開けることで対策できるようですが、それでは効果が薄れてしまいます。
また、色やデザインは選べず、白一色しかありません。せめて色だけでも選択肢を増やしてほしいものですね。一条工務店の標準仕様は確かに充実していますが、色、デザイン、材質等の選択肢が少ないのが欠点ですね。標準化して生産性を上げているのでしょう。
ハニカムシェードの種類
以下の3種類となります。
断熱タイプ(標準)・・・透過性はほぼなし、採光性はあり
遮光タイプ(オプション、西側の窓は標準採用可)・・・透過性、採光性ともになし
レースタイプ(オプション)・・・透過性、採光性ともにあり
他にもオプションで電動タイプに変更したり、標準の断熱タイプとレースタイプを二重に取り付けることもできるようです。我が家ではオプションはなるべく採用しない方針でしたので標準仕様のみとしました。代わりに後に説明するレースカーテンを取り付けました。
外れやすいというデメリット
触り心地が良いのか、我が息子がよく触れるため、すぐにはずれてしまいます。元に戻す作業も慣れてきましたが、頻繁にやるとシワシワになってしまいそうです。小さなお子さんがいるご家庭は注意が必要かもしれません。注意のしようがありませんが・・。
最近ではあえてずっと外した状態にしています。
我が家の採用したカーテン
我が家ではLDKのみハニカムシェードとサッシの間の枠内にミラーレースカーテンを取り付けました。デザインは壁紙に合わせて縦ラインの入ったものにしました。非常にスッキリした見た目になりますので、シンプル好きな方や部屋を広く見せたいという方にはオススメです。
ミラーレースカーテンとは
光沢のある繊維「ブライト糸」を裏面に使用することで、室外側からはミラー(鏡)のような見え方となり、見えにくくしたレースカーテンのことです。原理はマジックミラーと同じで外から室内は見えにくく、室内からは外の景色が見えるという特徴があります。
下記画像のように同じミラーレースカーテンでもモノによって透過性がかなり違います。我が家は外の景色を見たいといった目的があったので透過性の高いものを採用しました。サンプルを取り寄せて実際に窓に当ててみることをおすすめしたいと思います。
カーテン取付にかかった費用
一条提携の業者に依頼しました。
カーテンの種類:ミラーレースカーテン
取付場所:LDKの窓3カ所
取付位置:枠内天付
合計:38,404円(取付費用込み)
「枠内天付」は「正面付」する場合と比べてカーテンのサイズが若干小さくなりますので既製品では合うサイズがなかなか見つからないかもしれません。一条提携の業者に依頼すればサイズもぴったりに合わせてもらえます。費用も思ったほどかからなかったので今回依頼することにしました。
窓の結露によってカーテンにカビは生えない?
枠内天付だと窓の結露によってカーテンにカビが生える可能性があるのでおすすめしないと営業さんから言われた方がいました。
一条工務店はトリプル樹脂サッシ標準仕様なので極端に外気温が低い寒冷地以外は窓の結露はほとんど発生しません。結露がひどい!というかたは十中八九加湿のしすぎです。湿度が上がると露点温度(結露が発生する温度)が上がるため結露が発生しやすくなります。
詳細は以下記事にまとめてありますが、結露にお悩みの方は露点温度を確認して適切な湿度管理をするようにしましょう。
外からの室内の見え方について検証
我が家にて外からの室内の見え方について検証しました。
昼間
検証の日は晴天でした。ハニカムシェード、レースカーテンなしです。Low-E金属膜+防犯フィルムの影響でかなり見えにくくなっています。手前にいる息子は見えますが、部屋の中心にいる妻はほとんど見えません。じーっと見ると見えるかなといった印象です。
レースカーテンのみです。室内は完全に見えなくなりました。
夜間
ハニカムシェード、レースカーテンなしです。夜間はさすがに丸見えになりますね。手前のアンパンマンと部屋と部屋の中心にいる妻どころか全てが鮮明にわかるレベルで丸見えです。プライバシーもへったくれもありません。
レースカーテンのみです。見えにくくなりましたが、じーっと見ると見えるかなといった印象です。昼間よりは見えますね。これだけでは過ごせませんね。。
ハニカムシェードのみです。(レースカーテンなし)ほぼ見えなくなりました。
ハニカムシェード+レースカーテンです。見えなくなりました。
まとめ:ハニカムシェード以外に最低限レースカーテンは必要!
今回は一条工務店標準仕様のハニカムシェードとは別にカーテンは必要なのかということについて書きました。
夜間はハニカムシェードのみでも問題ありませんが、昼間の外からの視線をシャットアウトするためにも最低限レースカーテンは必要だと感じます。ハニカムシェードを一日中下げるわけにもいかないですからね。標準のものは若干採光取れますが、暗くなりますし、外の景色も見たいですよね。
外構のフェンス等で外からの視線が気にならない場合はハニカムシェードのみで問題ないと思います。(レースカーテン不要)
今回の記事をまとめると以下のようになります。
・外の視線が気になる場合は標準のハニカムシェード+レースカーテンまたはレースタイプのハニカムシェードを採用したほうが良い
・スッキリさせたいという方には我が家のように「枠内天付」がおすすめ。
・「枠内天付」ではカーテンサイズに注意が必要
・標準のハニカムシェードは単色しかないため、インテリア的に物足りないという方は「正面付」でこだわりのカーテンを!
本日は以上になります。
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