こんばんは。Aoiです。
我が家では太陽光発電システムを搭載しました。今回は一条工務店の太陽光発電システムの詳細と発電量シミュレーション、電気代のアパート時代との比較について紹介したいと思います。
我が家の電気料金プラン
北陸電力のくつろぎナイト12というプランになります。夜間および土日祝日の昼間の電気使用量が多い方向けで一般的に選ばれるプランかと思います。というよりもエコキュートを使用される方向けのプランは現在これしかないようです。
我が家の太陽光発電システムの詳細
一条工務店の「i-smart」は太陽光パネルが屋根の代わりを担っています。一般的には防水シート(アスファルトルーフィング)の上に瓦やトタンの屋根がつき、その上に太陽光パネルが載せられますが、一条工務店ではアスファルトルーフィングの上に直接太陽光パネルが載せられます。片流れ屋根で一体型にすることで大容量のパネルが搭載可能となります。実際に公式によると平均搭載量は約 11.6kWとのことです。
基本情報
住まい:富山県
パネル:結晶系
地域区分:Ⅳ地域
生活スタイル:夜型
延べ床面積:約35坪
家族構成:夫婦と息子のAoi君(2歳)
屋根方向:0度(南)
屋根勾配:1.5寸
容量:10.5kW
雪止め:有
買取方式:余剰電力買取
発電量シミュレーション
一条工務店から提出いただいたシミュレーションは以下の通りとなります。冬季は雪の状況によっては減る可能性が否めません。今の時期が一番発電量が多いようですね。
太陽光パネル搭載費用
雪止め付きで以下の費用がかかりました。
3,365,820(税込み)
20年後の回収状況
一条工務店のシミュレーション結果では20年後でも回収しきれずに-5.2万円となっています。「全然ダメじゃん!」という感じですが、これは元利均等返済1.0%の利息で計算しています。
実際に利息がないと以下のようになります。
1~10年目:16,037円×12か月×10年=1,924,440円
11~20年目:14,503円×12か月×10年=1,740,360円
20年合計:3,664,800円
利益:298,980円
20年後も稼働してくれることを考えるとこれ以上の利益が予測できますし、ZEH申請補助金や地域によっては太陽光パネル設置補助金がもらえる場合があります。(私の地域は5万円貰えました。)
ただ、予測できないのはパネルの破損や故障、パワコンの故障による修繕費です。これを考えなければ、買取価格が下がっているご時世ですがまだまだ搭載のメリットはありそうですね。
直近の電気代と発電自己消費、買電・売電価格
電力の発電と消費の管理を行うタブレット端末であるHEMSの接続が遅れたため、4月以降の状況になります。余剰買取になると自己消費の分を見なければいけないため、HEMSがないと状況がわかりませんでした。。
我が家では余剰買取22.68円/kWhとなっています。
期間:3/31~4/15(半月)
【消費電力割合】
他季昼間:13kWh
ウィークエンド:11kWh
夜間:166kWh
合計:190kWh
【発電自己消費】
合計:66.2kWh
【買電・売電価格】
発電自己消費:約1,456円(平日とウィークエンドの間の単価:22円kWhで計算)
買電価格:3,929円
売電価格:12,474円(550kWh)
発電量シミュ比:156%
期間:4/16~5/15
【消費電力割合】
他季昼間:15kWh
ウィークエンド:12kWh
夜間:252kWh
合計:279kWh
【発電自己消費】
合計:101.7kWh
【買電・売電価格】
発電自己消費:約2,237(平日とウィークエンドの間の単価:22円kWhで計算)
買電価格:6,221円
売電価格:26,739円(1,179kWh)
発電量シミュ比:128%
以下記事は1年間の発電実績をまとめたものですので合わせてお読みいただければと思います。
アパート時代と電気代の比較
アパート時代の同じ季節は電気代が約4,000~5,000円でガス代が約7,000円でしたので2,3割は安くなっている状況でした。家の広さは倍になっているにも関わらず、電気代が安くなっている傾向が出ていますので、以下HPにて謳っている超省エネ性能というのもあながち嘘ではないのかもしれません。それでも「Q値が5倍違うから、冷暖房費も1/5以下に!」というのは疑問が残ります。。
まとめ
今回は太陽光発電システムの発電量シミュレーションと直近の発電量および電気代についてアパート時代との比較について書きました。
電力買取価格が下がってきているので太陽光パネルのメリットあるのかと感じられる方も多いと思いますが、比例してパネルの価格が下がってきていますし、ZEH補助金や市からの設置補助金を受けられる場合がありますので、まだまだメリットはあると感じています。ただ、全量買取よりは買取単価が高いこと、将来的に蓄電システムを搭載することを考えると発電した分を自己消費する余剰買取のほうがメリットが大きくなっていると思います。 また、発電量については今のところシミュ結果を上回っています。
電気代のアパート時代との比較においては、倍の広さになっているにも関わらず安くなっているという結果が出ています。
気になるのは全館床暖房の稼働する冬場の消費電力と一年を通しての太陽光発電量ですが、これについてはまた時期が来たらまとめたいと思っています。
本日は以上になります。
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