こんばんは。Aoiです。
一条工務店では標準仕様として「ロスガード90」という換気システムが搭載されます。熱交換型の換気システムで外気を90%室温に近づけられた状態で室内に給気すると言う画期的な代物です。
高気密住宅ではシックハウス症候群対策で24時間換気システムが義務付けられていますが、この高性能な換気システムは性能に特化した一条ハウスの縁の下の力持ち的な印象を受けます。
このロスガード90にはきれいな空気を給気するためにフィルターがついており、定期的なメンテナンスが必要です。
我が家も先日ようやく交換しましたので、今回は給排気フィルターと防虫袋の交換手順と交換時期について簡単に解説します。
給気フィルターと防虫袋の交換手順
ロスガード本体に設置されている給気フィルターと防虫袋の交換手順について簡単に解説します。
ロスガードの運転をお休みモードに
ロスガードのスイッチで運転お休みボタンを押します。3秒長押しで停止させることができますが、再開を忘れる可能性があるのでお休みがおすすめです。1時間後に自動で再開します。
給気フィルター交換ランプは1年後ぐらいに点灯するようです。我が家はフィルターの汚れ具合がすごかったので9か月後ぐらいに交換しました。(1月に住み始めて10月に交換)
カバー取り外し
ロスガード本体のフィルターと防虫袋が収納されているカバーを取り外します。
このように断熱材とパッキンが貼られており、外気の影響を受けないようにしています。
上記のように外気を取り込んで防虫袋で虫をキャッチしてフィルターを介して綺麗な空気が熱交換されて内部に取り込まれます。
フィルター取り外し
フィルターは簡単に引っこ抜けます。
新品と比較するとかなり汚れています。9か月使用したフィルターです。これだけ汚れていると空気汚染の心配があります。もう少し早く交換するべきでした。半年後に交換ぐらいが良いかもしれません。
フィルターは枠に入っています。結構汚れているので掃除機で吸い取った後に拭き掃除しました。
防虫袋取り外し
防虫袋は思ったより虫が入っていなかった印象でしたが、はずした瞬間に生きたコバエが5匹ぐらい飛んでいきました。。大失敗です。今度は殺虫剤を振りかけて少し時間を置いてから取り外すようにしたいと思います。
真冬の時期であれば生きた虫はいないと思いますが、夏が終わった初秋が虫が一番溜まっているので交換時期としてはこの時期が一番良いと思います。
内部の掃除
ダイソンの掃除機で内部の掃除をします。結構汚れていましたので念入りに。
防虫袋とフィルターの取り付け
新品の防虫袋はぺちゃんこになっているので膨らませてから取り付けます。ご丁寧に手前と書いてあるので向きは間違えないと思います。
フィルターはAIR FLOW の矢印が右になるように取り付けます。
あとは蓋をして完了です。交換時間は掃除も含めて10分もかからないので面倒くさがらずに時期が来たら交換するようにしましょう。
交換時期について
我が家では以下のように時期を決めて交換するようにします。
・フィルター・・・半年に1回(3月、9月)
・防虫袋・・・1年に1回(9月)
フィルターには通常のものとPM2.5対応のものがあります。
PM2.5は直径2.5μm(2.5mmの1/1000)という微粒子で通常のフィルターではキャッチできないため、目の細かいPM2.5対応のフィルターがあります。私の住む富山県ではPM2.5の被害が大きいので3月のタイミングで対応するフィルターに交換する予定です。
フィルター、防虫袋の汚れ具合は地域によって違うと思いますので定期的に確認して交換時期を決めるようにしましょう。最低でも両方とも1年に1回は交換必要です。
フィルターは3か月に1回の掃除を推奨されています。私も汚れ具合の確認を含めて掃除機で吸っています。
排気フィルターの交換手順
続いては排気フィルターの交換手順について簡単に紹介します。
給気フィルターと同様にロスガードスイッチを操作してお休みモードにしましょう。
設置場所は2階建ての場合は2階になります。我が家は2階に2か所設置されました。
フィルターを新品と比べるとこんな感じでかなり汚れています。7か月経った状況です。
蓋の部分は水洗いします。
交換時期について
我が家では半年に1回(3月と9月)交換することにしました。給気フィルターと合わせています。
お掃除ランプは1か月に1回つきます。1か月に1回は掃除を推奨されています。
価格について
フィルター各種の価格は以下の通りです。一条工務店オンラインストアで購入できます。すべて税込みです。
・給気フィルター・・・4,644円(4枚入り、@1,161円)
・給気フィルター(PM2.5対応)・・・5,130円(4枚入り、@1,282円)
・防虫袋・・・1,620円(12枚入り、@135円)
・排気フィルター・・・1,458円(8枚入り、@182円)
給気フィルターが割高な印象を受けますが、一番重要なフィルターなので致し方ないと感じます。
我が家ではロスガードのメンテナンスにかかる費用としては年間で2,942円となります。
※入居1年目には各種無償で1セットずつ頂けます。
最後に
今回は一条工務店換気システム「ロスガード90」の給気フィルターと防虫袋及び、排気フィルターの交換手順と我が家の交換時期について簡単に解説しました。
これらのメンテナンスを怠ると汚染された空気が室内を循環する恐れがあります。
自分たちで交換時期を決めて忘れずに実施するようにしましょう。
本日は以上になります。