こんばんは。Aoiです。
昔ながらの日本家屋の特徴として軒や庇を取り付けて日差しを遮蔽することで夏の暑さ対策を行ってきました。一条工務店の2×6工法である「i-smart」「i-cube」では総二階建てでキューブ型の外観になりますので、軒での日射遮蔽は難しいです。庇を取り付ける人も少ないように感じます。
特に一条工務店のような高気密・高断熱住宅では夏の日射熱が取り込まれると滞留してなかなか抜けずに冷房効率を著しく下げてしまいます。冬場は熱を逃がさないので非常に快適なのですが、夏場は対策しないと住み心地が悪くなってしまいます。
カーテンやハニカムシェードで日射を遮るという手もありますが、蓄熱するため、外で遮るのが一番良いです。
今回は我が家で日射対策として日よけシェードを取り付けましたので紹介したいと思います。安価でお手軽にできるので大変おすすめです。
日よけシェードを取り付けた箇所
赤枠の箇所に取りつけました。南側の6尺の掃き出し窓で庭になっている個所です。
日よけシェードを取り付けようと思った理由
冒頭でも説明しましたが、室内への日射遮蔽を主目的としています。ほかにはよく息子が庭で遊ぶことが多いので、熱中症にならないようにシェードで日陰を作ってあげようと思い取り取り付けることにしました。
準備するもの
日よけシェード取り付けに際して準備するものを紹介します。
①日よけシェード
我が家で購入したものです。シンプルなデザインが気に入っています。紫外線約85%カットで価格も3,000円以下で安価なのが特徴です。
②日よけシェード取り付け金具
我が家で購入したものです。固定用の取り付け金具はうまく地面に固定できず、別途ブロックを購入して固定しています。
③電動ドリル
⑤アイプレート
外壁に取りつけるアイプレートです。タイルの間に縦に取りつける場合、こちらのものがサイズピッタリです。
⑦ドライバー
ポールを紐で固定するためのブロックです。ポールには固定用の取り付け金具がついていますが、うまく地面に固定できなかったのでホームセンターで購入しました。
日よけシェードの取り付け工程
①脚立に上って外壁(タイルの間に見えているサイディング)に電動ドリルで下穴を空けます。大体真ん中ぐらいに空ければ良いです。ドリルのサイズは徐々に大きくしていきましょう。
ねじはサイディングの裏側にある下地に固定する必要があります。サイディングを下地と固定するためのねじが取りついている個所がありますので、同列の位置に穴を空けるようにしましょう。
外壁に穴を空けるというのはなかなか躊躇してしまいますが、下地のある箇所に空ければ割れることはないので、思いっきり空けちゃいましょう。
また、窓枠の上に穴を空けることになりますので高さは2m以上になります。延長コードがないと電源まで届かないと思われます。
②空けた下穴にアイプレートを取り付けます。私はアイプレートを縦に取り付けたかったので、合うサイズのアイプレートを探すのに苦労しました。こちらのものはピッチ48mmでピッタリ合います。
③日よけシェードをアイプレートに括り付けます。ポールをシェードに取りつけて紐でブロックに固定すると完成です。
日よけシェード取り付けに際する注意点
非常に簡単な作業ではありますが、注意点が4点ありますので紹介します。
・脚立は地面が砂利や土だと不安定なので二人作業するようにしましょう。
・太陽が低い位置にある朝と夕方は日射が斜めに入ってきますので、完全に日射遮蔽することができない場合があります。気になる方はポールに固定せずにすだれのように使用するか、窓枠に対してかなり大き目のサイズの日よけシェードを準備するようにしましょう。
・下地がない場所に固定するとサイディングが割れる可能性もありますので、必ず下地のある箇所に穴を空けてプレートを固定するようにしましょう。
・風の強い日はポールがなぎ倒されますので必ず外すようにしましょう。我が家の場合はポールからはずしてカーテンのように紐でまとめて室外機の架台に括り付けています。
最後に
今回は夏の日射対策として日よけシェードの取り付けについて紹介しました。
そろそろ梅雨が明けてようやく夏本番になり、強い日差しの毎日がやってきます。非常に簡単で安価に取り付けることができますので、日よけ対策何もされていない方はぜひ試してみてはいかがかと思います。
本日は以上です。
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