Aoiのi-smartで快適ライフ

一条工務店『i-smartⅡ』の住み心地や後悔ポイント、高気密高断熱住宅の家づくりのノウハウについて紹介します。

「一生に二度の家づくり」という考え方もあり!【6つの理由について紹介】

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こんばんは。Aoiです。

一般的に「一生に一度の家づくり」と言われています。多額の借金を背負い、長期ローンを組むわけなので、ごく自然な考え方です。

 

私は2年前に一条工務店で家を建てました。最近、よく2回目の家づくりを妄想してしまいます。2回目の家の間取りを考えてみたり、なんだか楽しいです。といっても子供たちが独立してからなので、25年後ぐらいでしょうか。いわゆる「終の棲家」ですね。

 

「一生に二度の家づくり」という考え方もあるのではないかと思います。今回はその理由について紹介します。

1回目の家づくりは後悔ポイントが多い

1回目の家づくりにおいて、どれだけネットで情報を集めても、どれだけ専門書を読んで勉強しても、どれだけ人の後悔ポイントを聞いても、限られた予算の中で取捨選択しながら作る家は必ず後悔ポイントが出てくるものです。我が家もですが、ほとんどの方に当てはまるのではないかと思います。

 

我が家の事例ですが、

・対面式キッチン後ろの通路が狭すぎる

・書斎をほとんど使わない問題

・窓の仕様やエアコンの位置が悪い

等々、さまざまな後悔ポイントが出てきてしまっています。間取り図では全く何も思わなかったところが、実際住んでみて気づくことが多く、驚きと後悔の日々です。

「家は3回建てないと理想通りにならない」とよく言いますが、めちゃくちゃ勉強して1回目の家を建てて、その後も勉強を続けて、1回目の失敗を生かして臨む2回目の家づくりはほぼ理想に近づける家づくりになるのではないかと思っている次第です。

居住する家族構成・人数の変化

長く住むと居住する家族構成が変化していきます。

私は2年前に家を建てましたが、現在の家族構成は私(31)、妻(31)、息子(4)、娘(1)です。

少なくとも築30年の時点で子供たちが家を出て夫婦2人だけになっている可能性が高いです。大学卒業後に県外に就職するとかになると築23年の時点で夫婦2人になってしまいます。

 

残りの人生を夫婦二人で住むとしたら、22帖のLDKは広すぎるし、2部屋余ることになるのでもったいないです。

 

逆に子供が結婚して一緒に住むことになる可能性も0ではありません。そうすると今の一体化を追求した間取りでは嫁姑問題が勃発しそうなので(怖い)、2世帯住宅を建てるとかそんな話もなりそうです。

 

家族構成の変化に対応した家に住むためにも2回目の家づくりはありなのではないかと考えています。

住宅性能の劣化

住宅の性能は経年劣化するものです。特に隙間相当面積を表すC値においては開口部との接合部の気密パッキンやパネル間の気密シール、コーキングは経年劣化で性質が変化してしまいますので、隙間が増えてしまいます。

 

また断熱性能も断熱材の種類や工法によっては著しく経年劣化していきます。

 

一条工務店は断熱性能については著しく劣化することはないかと思いますが、気密性能については例外なく経年劣化にて性能低下に陥ります。

なので、経年劣化を見越して初期C値というのは非常に重要なのです。

一般的には10年後にはC値は2倍に悪化するとも言われており(一条工務店が当てはまるかは不明です)最初は性能良くても、数十年後にはすき間だらけの家で寒く、構造躯体にも結露による腐食等、影響が出てしまうかもしれません。同じ家に一生住み続けるのはそういったリスクもあるのですね。

 

私は29歳の時に家を建てましたが、平均寿命81歳まで生きたとすれば、52年も同じ家に住むことになります。一条工務店のような高気密高断熱住宅であれば、全く問題なく住める年数ですが、52年間ずっと高気密高断熱の状態が続くとは言い難いのです。

 

常に高気密高断熱状態の住宅に住むためにも2回建てるという選択肢もあると考えています。

 

余談ですが、一般的に日本の住宅は性能が低く、結露による木材の腐食等により住宅の寿命は30年以下と言われています。日本住宅の高気密高断熱化が進めば、平均寿命は著しく伸びると思います。

 

趣味・嗜好の変化

長い人生です。若い頃とおじさんになったときでは趣味・嗜好が全く違ったものになっている可能性があります。

 

我が家は白を基調としたシンプルインテリア+ナチュラルテイストの家具や小物を組み合わせた感じのインテリアとしています。

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我が家のリビング シンプルナチュラルインテリアをイメージ

年を重ねると全く違ったインテリアが好みになっている可能性もあります。真逆どころで言うと、黒を基調としたモダンインテリアでしょうか。

 

10代のころはアジアンテイストが好きだったのですが、今は全く好みが違っています。10年でこれだけ変化があると20年、30年経つとどうなっているのか想像もつきません。

 

趣味の変化も著しいです。10代のころは車やバイクが好きでしたが、今は全く興味ありません。ずっと変わらない趣味はギターぐらいですね。

 

20年、30年したら子供たちも手が離れて新たな趣味が始まっている可能性が高いです。家庭菜園始めたり、健康のために自転車を始めたりしているかもしれません。

 

そういった趣味・嗜好の変化に対応した2回目の家づくりをするのが人生を豊かにするための手段なのではないかと考えています。

技術の進化

現在のテクノロジーのトレンドはIOT・自動化です。

電化製品でもスマート家電というのが話題ですね。スマホがリモコン替わりになったり、材料を入れるだけで自動調理してくれる器具なんかも出てきています。

 

住宅設備においても同じ傾向があります。現在でも以下のような進化を遂げています。

・カーテンを自動開閉

・玄関ドアの施錠を遠隔操作で閉め忘れ防止

・トイレの自動洗浄

・お風呂の自動洗浄

・電気を音声で点灯・消灯できる

・消費電力の見える化

 

こういったものを取り入れたスマートハウスも出てきています。

 

今後さらに便利な機能を搭載した住設が出てくると思います。

10年後には車とインターネットが繋がって、完全に自動運転ができるようになるとも言われています。

 

このトレンドに乗っかっていくためにも家を2回建てるという選択が出てきます。

家づくりの楽しみが2回味わえる

2年前に家を建てましたが、家を建てるまでの約1年間は人生で一番楽しい時期といっても良いかもしれません。私は家が好きでブログを始めるぐらいなので、「一番」というのは他の人には当てはまらないかもしれませんが、楽しいことは間違いないと思います。

 

住宅展示場でいろんな家を見て回ったり、間取りを見て住んだ後の想像をしてみたり、家が出来ていく過程を見たりするのがとにかく楽しくて、特に上棟の前日なんか楽しみすぎてよく眠れなかったのを覚えています。上棟のときは10月で少し肌寒くなってきた季節でしたが、一日中見ていたら風邪を引いてしまったり、、そんなこともありました。ちなみに興奮の上棟時の記事は以下になります。

「この興奮をもう一度味わいたい!」ということで2回目の家づくりを考えるようになりました。

まとめ:「家を2回建てる」という前提で人生設計をしてみてはどうでしょう?

今回は「人生で家を2回建てる選択肢もあるのではないか?」と考えるようになった理由について紹介しました。まとめると以下の通りです。

1回目の家づくりは後悔ポイントが多い

居住する家族構成・人数の変化がある

どんな住宅でも性能の劣化が必ずある

年を重ねると趣味・嗜好に変化が出てくる

IOT・自動化技術の進化

家づくりの楽しみが2回も味わえる

「2回建てれるとか、金持ちだけでしょ?」と思われるかもしれませんが、

・1回目の家づくりは費用を極力抑える

・早い時期で1回目の家を建てる

・今から2回目の資金準備として資産運用を始める

といったことをすれば、だれでも可能だと考えます。私も最近、2回目の家づくりの資金準備として投資信託で毎月積み立てを始めました。

※費用を抑えるというのは、決してローコストメーカで建てればよいというものではないのでご注意ください。主に無駄を省いて施工面積を抑える努力です。

 

もちろん、リフォームやリノベーションといった選択肢もありますが、私は上記理由から建てる派です。

 

みなさんも「家を2回建てる」という前提で人生設計をしてみては如何でしょうか?